2020.07.14 僕のラーメン基準は★3.9

マーケティングチームの板橋です。

僕の家の近所には、ミシュラン星付きの、激ウマラーメン屋があります。

醤油ラーメンと中華そばの名店なのですが、食べログの評価も★3.9超えと非常にハイレベル。
インターネット上でもかなり評価が高い、常に店の前には行列ができている大人気ラーメン屋です。
10時から営業開始し、15時には店仕舞いであることも多いです。

僕は、家の近所という地の利を活かして、この店には通っており、このラーメンを食べすぎていると思います。
むしろ、寮の食堂くらいの感覚で、普段使いをしています。

その結果、どうなったか。
僕の「醤油ラーメンの基準」が、この店のレベルになってしまいました。
つまり、僕の醤油ラーメンの基準は★3.9になってしまったのです。

そこで、思います。
これは幸せなことでしょうか?

僕の基準は、★3.9になってしまったのです。
きっと、世の中の殆どのラーメン店、おそらく99%のラーメン店は、この基準値に及ばないでしょう。

つまり、私は、ほとんどの醤油ラーメンは食べてもマズいと感じる体になってしまった可能性があります。
果たして、これは幸せといえるでしょうか。

「舌が肥える」という言葉があります。
思うに、舌に限らず、僕らは生きていく中で、色々なことが肥えていくなと思いました。

例えば、他人に気が遣えるようになればなるほど、
同時に、他人の至らなさにも、気が付くようになります。

しかし、それに気付いた際に、いちいちイライラしてしまうと、
自分が成長すればするほど、
自分のレベルが上がれば上がるほど、
自分が世の中や人間を知れば知るほど、
世の中は、どんどん悪いものに感じてくるようになってしまうと思いました。

きっと、肥え方にも、良い肥え方と悪い肥え方があるのだと思います。

良い肥え方をするには、
肥えた自分の知識の量や経験の量に伴って、
他の「至らなさ」を許容できる器や「多様性」を認める器が、大きくある必要性に気づきました。

僕のラーメン基準は、引き続き★3.9です。
もう、この基準が下がることは無いと思います。美味しいラーメンを食べすぎたからです。

しかし、他のもっと★が低いラーメンも楽しめるようにならなければ、世の中はつまらなくなるのでしょう。
また、カップラーメンのような多様性も楽しめるようにならなければ、世の中は窮屈に感じるでしょう。

どんなラーメンを前にしても楽しめる自分になれたとき、僕のラーメンライフは充実したものになると思うのです。

 

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