2024.10.29 宇宙と工場の現場から見る、自動化と人の手の共存

研究開発部の新井です。
今回は自動化が進む宇宙作業やバリ取り作業の現場でも、人の手は不可欠ということについてお話します。

自動化の進む宇宙での作業。それでも必要な「人の手」

近年、日本では13年ぶりに宇宙飛行士を募集し、無人探査機が月面着陸に成功するなど、宇宙開発の話題が注目を集めています。

これまで、宇宙での作業は過酷な環境の中で人間が手作業で行うのが一般的でした。しかし、ロボット技術の進展により、さまざまな作業が自動化されつつあります。例えば、国際宇宙ステーション(ISS)では、ロボットアームが補給船のドッキングを自動で行います。カメラとセンサーで位置を正確に把握し、アームを自律的に操作してドッキングを実現しているのです。

一方で、宇宙飛行士の若田光一さんは「自動化が進んでも、人の手による作業は無くならない」と述べています。理由としては、定型化されていない作業や突発的なトラブルへの対応には人の判断と操作が不可欠だからです。若田さん自身も、宇宙ステーションで太陽電池パネルを設置する際に構造的な干渉で取り付けが難しい状況に遭遇しましたが、船外活動で対応し、問題を解決しました。

若田さんは次のように語ります。「自動化が進んでいても、生身の人間が介在する有人ミッションがあることで、危機管理がより効果的に行えます。これが有人ミッションの最大の強みです。船外活動やルーティン化されていない実験では、今後もクルーによる手動操作が求められるでしょう。」

引用:https://forbesjapan.com/articles/detail/73349

 

自動化の進むバリ取り。それでも必要な「人の手」

バリ取り作業においても、自動化が進んでいます。しかし、それでも手作業が欠かせない場面があるのです。

ジーベックテクノロジーは独自の技術を用いた製品開発により、バリ取りの自動化を推進してきました。それと同時に、自動化では対応が難しい手作業の重要性も深く理解しています。

手作業が必要とされる場面は大きく2つ、「ワークの制約」と「工程の制約」に分けられます。

ワークの制約

  1. ・機械ではアプローチが難しい複雑な形状を持つワーク
  2. ・少量多品種の製品で、手作業の方が柔軟に対応できる場合
  3. ・寸法のばらつきが大きく、手作業でなければ仕上げが難しいケース

 

工程の制約

  1. ・サイクルタイムや工作機械のATCが上限に達し、機内でバリ取りができない場合
  2. ・機械加工と並行して機外で効率的にバリ取りを行いたい場合

 

ジーベックテクノロジーでは、手作業バリ取りの効率化も重視し、手作業を支えるツールの提供に力を入れています。そのため、工作機械に取り付けて使う自動化ツールだけでなく、独自技術であるセラミックファイバーを使用したハンドツールも幅広く取り揃えています。

https://www.xebec-tech.com/products_category/stone/

 

JIMTOFにて手作業バリ取りの”困った”をお聞きします!

ジーベックテクノロジーは「バリ取りの常識を変える」ことを目指して活動しております。
もちろん、手作業バリ取りの常識も変えていきたいです。

そこで、今年11月のJIMTOFのジーベックテクノロジーのブースにおいて、皆さんの「手作業バリ取りの”困った”」を直接お聞きしたいと思います!
研究開発部の私が、ブース内設置の“手作業ツール体験コーナー”にいますので是非お越しください!

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