2020.05.18 オンラインセミナーは、楽で、学びやすい!

代表の住吉慶彦です。

皆さん、外出自粛、お疲れ様です。

先日、初めてオンラインセミナーに参加しましたところ、
それが「意外とよかった!」
というよりも、むしろ、
「これまでのリアルセミナーよりよかった!」
ので、その経験をご紹介します。

世界中で緊急事態宣言が出されて、
リモートワークを余儀なくされる人が増えることにより、
皆さんもコミュニケーションをオンラインで行うことが増えていませんか?
DMG森精機さんは、なんと、出荷前立会いをオンラインで始められたようです。
当社も4月から、本社は全員リモートワークとなり、
社内外のMTGや研修をオンラインで行っております。

数あるオンラインコミュニケーションツールの中でも、
特に使い方がシンプルで手軽なZoom指定で
MTGのリクエストを頂くことが増えているように感じます。
皆さんの中にも、MTGやオンライン飲み会等で
Zoomを使ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そのような中で、先日、縁あって
ラグビーのイングランド代表監督をされている
エディー・ジョーンズさんのプライベートZoomセミナーに参加しました。

エディー・ジョーンズさん 補足説明

2015年までラグビー日本代表監督を務められた方です。
エディさんが代表監督を務めるまでは、世界で1勝しかしたことがなかったラグビー日本代表ですが、エディさんが日本ラグビーの意識を変革して下さり、戦略性を持ってハードワークし、日本チームの強みを発揮すれば、世界の強豪国と対等に戦えることを証明して下さった監督です。去年のワールドカップで日本は、史上初の決勝トーナメント進出を果たしましたが、その礎を築いた方です。
また現在イングランド代表監督として、驚異の勝率78%。前回のワールドカップで予選落ちしてしまった伝統国イングランドを、ワールドカップで準優勝するまで復活させた素晴らしいコーチです。

 

私は、エディーさんのことを大変尊敬しており、
彼の本はすべて読んでおります。
また、彼が来日してラグビーコーチ向けのセミナーを開催する際には、
出来るだけ参加をし、彼の姿勢や考え方、チームを強くする方法等を学んでおります。

今回は、これまでのような集合型のリアルイベントを開催出来ないので、
過去の参加者中心にモニターとなり、
オンラインでのZoomセミナーを試しに開催したというわけです。

受講してみての私の感想は、
「これまでのセミナーよりも良かった!」です。
他の参加者からも高評価だったようです。
ラグビーのようなコンタクトスポーツに関するセミナーは、
オンラインでは難しいのではないかと思っていましたが、
その思い込みは見事に覆されました。
良かった点を下記します。

1) 参加が楽

まず場所に縛られないというのがいいですね。
これまでのリアルのセミナーの場合、
全国から100名くらいのコーチたちが集まり、
クラブハウスでの座学とグラウンドでの実践を
テーマごとに、朝から夕方まで繰り返すという形式でした。
ですから、開催できる場所も東京にある、
ある程度しっかりしたチームの施設に限られます。
参加者は、新幹線で来たり、前泊したりしなければいけませんでした。
オンラインだと移動時間がなくなるので、圧倒的に楽ですね。
また、いい席を確保するために、1時間前に行って並ぶ必要もありません笑。
私は、Tシャツ短パンで、背景を壁紙にして、家から受講することが出来ました。

2)話に集中しやすい

また、思った以上にエディーさんを身近に感じられました。
リアルのセミナー会場だと、座る席によって、講師の方との距離は、まちまちですね。
一方Zoomの場合には、講師も参加者も全員フラットな位置関係になりますので、
他の受講者を意識することなく、
講師から一対一で話を聞いているような感覚になれるのだと思います。
話も入って来やすいですし、集中もしやすいです。
また、質問もしやすいように感じました。

3) 資料見やすい、ノート取りやすい

説明用の映像や板書、スライドなども、リアルのセミナーでは、
座る席により見え方が違ってきます。
オンラインの場合には、自分のパソコンの画面にバーンと出てきますので、
みんなが等しく見やすいというのもメリットだと思います。
ノートを取る環境も、リアルだと、隣との間隔が狭いケースもありますが、オンラインだと、
自分で好きなように整えられます。

敢えてデメリットを挙げるとすると
通信環境や視聴媒体等、受講のためのインフラを自分で整えないといけないということでしょうか。
通信状況の悪い場所だと、音や映像が飛んでしまうことで、
セミナーの内容を聞き落としたり、見落としたりしてしまうことになります。
また、PCではなく、携帯で視聴しようとすると
電池の減りが異常に早かったり、
活用できる機能が限定的で不便さを感じたりすることもあるようです。

よって、
通信環境がしっかりしていて、
PC等ある程度の画面の大きさを確保できる手段で視聴する場合には、
講義形式の研修は、むしろオンラインセミナーの方がより学びやすいと感じました。

一方で、実際の会場で受講しないとどうしても分からないことは、
エディさんのエネルギーや迫力。
これは、本当に、実際に接しないと分からないです。
また、リアルならではの醍醐味としての、グラウンドを使ったコーチングの実践
をそのまま再現するのは難しそうです。

我々の属する金属加工業界で考えると、
工具を実際に使ってみたり、デモ加工を見せたり
といったようなことに当たると思います。
これは、動画やデモツール等を使って、クリアできそうです。

我々の属する金属加工業界も含めて、ビジネスに関するものは、
概ね、オンラインでなんとかなるのではないでしょうか?
むしろ、事前に準備されたセミナーの方が、
受講者も効率よく学べるように思います。

当社も、これまで、様々な形式のセミナーを企画して参りました。
*こちらから一方的に内容を説明し、質問を受け付ける形式のもの、
*パネリストの討議を聞いてもらう形式のもの、
*小グループに分かれた参加者同士でディスカッションして発表してもらう形式のもの
等。

現在、密を避けるためにも、リアルのセミナー開催は難しくなっておりますので、
この状況に対応した新たな手法を編み出す必要性を感じております。

これからメンバー一同で試行錯誤して色々と試して参りたいと思いますので、
是非、皆さんにも、まずは試しに受講して頂き、
忌憚ない意見を頂戴できれば幸いです。

コロナの影響もあり、Zoomの一日の利用者数は、
世界中で2億人に増えているそうです(昨年末時点では1000万人だったそうです)。
これだけ世界に広がり、創業から10年も経たないうちに、
ユニコーンと言われる企業に成長したZoomですが、
創業者であるエリックユアン(アメリカ在住)は、
年間に2回も出張しないそうです。

我々も自分たちの意識の壁、既成概念の壁、習慣の壁を乗り越えることによって、
新しいやり方を開発できるかもしれませんね。

コロナのおかげで、不便なこともありますが、
新しいことに挑戦したり、従来のやり方を変えるチャンスだと思うので、
前向きに挑戦してゆきたいです。

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