砥粒は使っていません。
独自素材のセラミックファイバーが研磨材となります。
当社のブラシはセラミックファイバーを研磨材としており、ナイロンブラシやワイヤーブラシのように変形することがありません。
使用していてもストレート形状を保つため、NCでの制御が可能なブラシです。
当社のブラシは、線材構造のため、磨耗するとブラシの長さは短くなりますが、ブラシ先端の自生作用で常に新しい切れ刃が生み出されます。
理論的には線材の根元まで研削力は変わりませんが、毛丈が短くなると毛腰が強くなり、逆に研削力が上がります。
そのため、同じ加工条件でお使いいただけるのはφ50が10mm、φ75が22.5mm程度を推奨しております。
当社のブラシは砥粒を使用しておりませんので、砥粒が脱落して目詰まりすることはありません。
ブラシや被削材の切削粉により研削力が落ちる場合がありますので、洗浄をおすすめします。
バリの根元厚みが0.1mm以下の、爪で簡単に折れる程度のバリが本製品のターゲットとなります。
バリが大きい場合は、バリの頂点から少しずつ研削する複数パスでのバリ取りをご検討ください。
爪で簡単に折れる程度のバリです。
カッターマークの除去や、達成面粗度Ra0.1μm程度の研磨にも使用可能です。
ねじ山、ねじの切り始め・終わり(不完全ねじ部)に発生したバリやエンドミル加工、サイドカッター加工後の立ち壁のバリ、φ50を超える内径に発生したバリに対応しています。
HRC65以下の材質が対象で、アルミ、一般鉄から鋳鉄や高硬度材、SUSやインコネルなどの難削材にも対応しています。
使用可能です。
ただ、材質によっては溶けてしまったり、変色してしまう場合があります。
工作物の変形が問題になる場合は、回転速度を推奨条件の1/10程度にすることで改善できる場合があります。
ブラシに使用しているバインダーが樹脂製のため、150℃以下の環境でご使用ください。
回転速度、切込み量を制御できる加工装置に装着してご使用ください。
ツールを回転させることが出来ない場合、ブラシの研削力を十分に発揮できず、バリを取りきれないことが多いです。
ミーリング機能のついた旋盤での使用を推奨いたします。
バリのサイズや工作物の材質によりますが、推奨回転速度に満たない条件でもバリが取れる場合があります。
現状φ50とφ75の2タイプのみとなっております。
現状φ50とφ75の2タイプのみとなっております。
線材長変更については対応しておりません。
線材束数を6本から12本に増やすことは可能ですが、それ以外の特注は対応しておりません。
PDFで提供しております。お問合わせフォームからご依頼ください。
※CADデータ、dxfデータのご提供はしておりません。
初期加工条件としては、切込み量0.2mmを推奨しております。
線材の消耗により、毛丈が短くなると線材の剛性が高くなり、線材が折れやすくなります。
線材が折損する場合は、切込み量を下げてご使用ください。
ねじ込むような使い方は、ブラシ線材の折損が起こりますので、おすすめしておりません。
乾式でも、湿式(油性、水溶性とも可)でも加工出来ますので、切削加工で使用するクーラントをそのまま使用することができます。
なお、湿式加工の方が面が綺麗に仕上がり、ツール寿命が改善する傾向があります。
線材の色(研削力)によって削れる量は変わりますが、1パスで加工した場合、1~2ミクロン程度になります。
XEBECブラシ ホイールタイプは切込み量が非常に小さいため、ブラシ摩耗に伴う径方向の摩耗補正作業が必要になります。
手動で径の補正を行うか、マクロプログラムを使用した自動での径補正を行っていただく必要があります。
バリのサイズや工作物の材質、加工条件によって大きく変わります。
当社のバリ取り・研磨ツールに対応したスピンドルを紹介することは可能です。
技術サポート(03-6893-0810)にお問合せください。
当社では専用機を製作しておりません。
バリ取り専用機を製作できるメーカを紹介することは可能です。
技術サポート(03-6893-0810)にお問合せください。
再研磨、再埋め込みは対応しておりません。
再研磨については、ダイヤ電着砥石を用いて成形することが可能です。
軽く水洗いの上、エアブローなどで付着した塵やクーラントを飛ばしてください。
ダイヤモンド電着砥石をおすすめしています。
指定はございませんが、ご紹介できる市販品があります。技術サポート(03-6893-0810)にお問合せください。