砥粒は使っていません。
独自素材のセラミックファイバーが研磨材となります。
当社のブラシはセラミックファイバーを研磨材としており、ナイロンブラシやワイヤーブラシのように変形することがありません。
使用していてもストレート形状を保つため、NCでの制御が可能なブラシです。
当社のブラシは、線材構造のため、磨耗するとブラシの長さは短くなりますが、ブラシ先端の自生作用で常に新しい切れ刃が生み出されます。
理論的には線材の根元まで研削力は変わりませんが、毛丈が短くなると毛腰が強くなり、逆に研削力が上がります。
そのため、同じ加工条件でお使いいただけるのはブラシ全長の2/3を推奨しております。
短くなったブラシは、加工条件を調整して研削力を落とすことで、同様のバリ取りが可能です。
短くなったブラシを別の加工箇所や工作物に使用されているユーザ様もいらっしゃいます。
当社のブラシは砥粒を使用しておりませんので、砥粒が脱落して目詰まりすることはありません。
ブラシや被削材の切削粉により研削力が落ちる場合がありますので、洗浄をおすすめします。
バリの根元厚みが0.2mm以下の、爪で押して折れる程度のバリが本製品のターゲットとなります。
爪で押して折れる程度のバリです。
カッターマークの除去や、達成面粗度Ra0.1μm程度の研磨にも使用可能です。
当社ブラシで鏡面まで仕上げることはできませんが、粗~中仕上げまでを自動化することが可能です。
それにより、手作業での研磨時間を大幅に削減することが可能です。
溝の入り口の幅と同じ幅の底面を研磨することは可能です。
ただ、シール面の場合、ブラシ目が内から外へついてしまうため、程度によりますが漏れなどのリスクからNGになることがありますので、別途手作業でブラシ目を消す必要があります。
ただ、粗磨きから中磨きにかかる手作業の時間を大幅に短縮することができます。
本製品は最小径がφ6のため、XEBECブラシ 表面用 エンド型のピンクのφ1~3もご検討ください。
本製品は、基本的には平面の磨きを得意としております。
ただ、緩やかな曲面においては、可能性があります。
詳しくは、技術サポート(03-6893-0810)までお問合せください。
ブラシの先端をテーパー面に対して垂直に当てることができれば、可能です。
ブラシがエッジをこするような加工をしますのでエッジをダラすことなく(ピン角で)バリを取ることはできません。
エッジのダレは改善できる場合があります。
下記3点をご確認ください。
①送り速度を上げる
ダレを抑えたい場合は、バリが取れる範囲で送り速度を1000min-1ずつ上げる。送り速度を上げることで、サイクルタイム短縮も可能です。
②回転速度を下げる
バリが取れる範囲で、回転速度を10~20%ずつ下げる。
③ブラシの色(研削力)を確認
バリ取り後のエッジ品質は、ピンク(A13)>赤色(A11)>白色(A21)>青色(A32)です。
ブラシの色を変えることでエッジのダレが改善する可能性があります。
バリ取りと同時に面取り、エッジをダラすことが可能です。
ダレ量としては、R0.1~0.3程度になります。
手作業で使用した場合、適正値で切込むことができないため、最適なバリ取り・研磨を行うことができません。
HRC65以下の材質が対象で、アルミ、一般鉄から鋳鉄や高硬度材、SUSやインコネルなどの難削材にも対応しています。
使用可能です。ただ、材質によっては溶けてしまったり、変色してしまう場合があります。
工作物の変形が問題になる場合は、回転速度を推奨条件の1/10程度にすることで改善できる場合があります。
ブラシに使用しているバインダーが樹脂製のため、150℃以下の環境でご使用ください。
バリのサイズや工作物の材質によりますが、推奨回転速度に満たない条件でもバリが取れる場合があります。
また、研削力が髙いブラシを選択するといった方法もあります。
ツールを回転させることが出来ない場合、ブラシの研削力を十分に発揮できず、バリを取りきれないことが多いです。
ミーリング機能のついた旋盤での使用を推奨いたします。
使用されるブラシの種類によって異なりますので、技術サポート(03-6893-0810)へお問合せください。
色の違いは研削力の違いを表しています。
色によって研削力が異なり、対象となる材質やバリのサイズなどの目安があります。
色による研削力の違いは、ピンク:赤:白:青:30:100:200:600となっております。
XEBECブラシには番手という定義はありません。
色によって研削力が異なり、対象となる材質やバリのサイズなどの目安があります。
ブラシについては、線材部を通常品より延長・カットする追加工が可能です。
金属部(スリーブ・シャンク)は、対応することができません。
線材部を標準品より延長・カットするなどは対応することができます。
詳細については、技術サポート(03-6893-0810)までお問い合わせください。
ブラシ径の特注対応は承っておりません。
PDFで提供しております。お問合せフォームからご依頼ください。
※CADデータ、dxfデータのご提供はしておりません。
コストや品質を重視される場合は、小さいブラシを選定し、コンタリング加工することをおすすめします。
サイクルタイムを重視される場合は、大きいブラシを選定し、全面加工することをおすすめします。
コンタリング加工か全面加工にするかをお選び頂き、加工したい幅の1.5~2倍のブラシ径を選定してください。
コストや品質を重視される場合は、小さいブラシを選定し、コンタリング加工することをおすすめします。
サイクルタイムを重視される場合は、大きいブラシを選定し、全面加工することをおすすめします。
ツールホルダで把持したブラシを、マシニングセンタなどの工作機械に搭載して、ツールを回転させて切削加工後のバリを機内で除去します。
ツールホルダには、コレットチャック、ミーリングチャックをご使用ください。
回転速度、切込み量、送り速度の3つの条件と、ブラシの回転方向と線材突出し量の2つの条件、合わせて5つの推奨初期条件表をご用意しております。
ブラシ径やバリのサイズによって加工条件が異なります。詳細は使い方ページをご覧ください。
理論的には線材の根元まで研削力は変わりませんが、毛丈が短くなると毛腰が強くなり、逆に研削力が上がります。
そのため、同じ加工条件でお使いいただけるのはブラシ全長の2/3を推奨しております。
短くなったブラシは、加工条件を調整して研削力を落とすことで、同様のバリ取りが可能です。短くなったブラシを別の加工箇所や工作物に使用されているユーザ様もいらっしゃいます。
メーカとして推奨はしておりませんが、干渉を避けたり、ブラシを広げて使用したい場合に線材突出し量を長くして使用されているユーザ様はいらっしゃいます。
しかし、ブラシおよびスリーブの強度試験等を実施しておらず、メーカの保障外の使用方法となりますので、ご注意ください。
乾式でも、湿式(油性、水溶性とも可)でも加工出来ますので、切削加工で使用するクーラントをそのまま使用することができます。
なお、湿式加工の方が面が綺麗に仕上がり、ツール寿命が改善する傾向があります。
金型研磨用セラミック砥石を応用したブラシのため、バリ取りと同時に表面を研磨することが可能です。
鉄やステンレスなどであれば面粗度Ra0.1μmを達成することも可能です。
ただし、アルミやダイヤモンドカッターで仕上げた面に対しては、ブラシ目により外観が曇ったような状態になることもあり、面粗度が悪化する場合もあります。
また、ブラシ目が残るため、鏡面に仕上げることはできません。
線材の色(研削力)によって削れる量は変わりますが、1パスで加工した場合、赤で1~2ミクロン、白で2~3ミクロン、 青で4~6ミクロン程度になります。
ブラシの先端で計測してください。
線材突出し量の半分の長さまでは、ツールのオフセットでご対応いただき、それ以降は手動で線材突出し量を調整(リセット)してください。
例えば、線材突出し量が15mmのブラシであれば、7.5mmまではオフセットでご対応いただき、その時点で手作業で15mmにリセットしてください。
スリーブ側面のいもねじをゆるめると、ブラシを突出すことができます。この作業を自動で行いたい場合には、XEBEC自動調整スリーブの使用をご検討ください。
また、XEBECフロートホルダーを使用すると、手作業によるブラシの調整頻度を軽減することができます。
XEBECイージーセッターを使用すると、手作業による機内での調整を効率的に行うことができます。
バリの根元厚みが0.2mm以下の、爪で押して折れる程度のバリが本製品のターゲットとなります。
上記の範囲内でも摩耗が早い場合は、加工条件の変更によって、寿命を改善できる場合があります。
①送り速度を上げる
サイクルタイムを重視するのであれば、バリが取れる範囲で送り速度を1000min-1ずつ上げる。
②回転速度を下げる
バリが取れる範囲で、回転速度を10~20%下げる。
バリの根元厚みが0.2mm以下の、爪で押して折れる程度のバリが本製品のターゲットとなります。
対象のバリサイズでも寿命が短い場合は、下記2点をご確認ください。
①送り速度を上げる
サイクルタイムを重視するのであれば、バリが取れる範囲で送り速度を1000min-1ずつ上げる。
②回転速度を下げる
バリが取れる範囲で、回転速度を10~20%下げる。
バリの根元厚みが0.2mm以下の、爪で押して折れる程度のバリが本製品のターゲットとなります。
対象のバリサイズ、推奨の切込み量でもバリが取れなかった場合は、下記3点をご確認ください。
①回転速度を上げる
回転速度を上限まで上げる。
②ブラシの回転方向を確認
横バリは、ブラシ先端部がバリを起こす、バリに対してアップカットを推奨しています。
③ブラシの色(研削力)を確認
研削力は、A32(青)>A21(白)>A11(赤)>A13(ピンク)です。材質やバリのサイズから、ブラシの色が適切かご確認ください。
バリのサイズや工作物の材質、加工条件によって大きく変わります。
エッジのダレは改善できる場合があります。下記3点をご確認ください。
①送り速度を上げる
ダレを抑えたい場合は、バリが取れる範囲で送り速度を1000min-1ずつ上げる。送り速度を上げることで、サイクルタイム短縮も可能です。
②回転速度を下げる
バリが取れる範囲で、回転速度を10~20%ずつ下げる。
③ブラシの色(研削力)を確認
バリ取り後のエッジ品質は、ピンク(A13)>赤色(A11)>白色(A21)>青色(A32)です。
ブラシの色を変えることでエッジのダレが改善する可能性があります。
ブラシ目を完全に消すことはできませんが、面粗度は改善できます。
ブラシの色による仕上がりは、ピンク(A13)>赤色(A11)>白色(A21)>青色(A32)です。
より仕上がりの良いブラシを選択ください。
面の仕上がりは改善できる場合があります。下記3点をご確認ください。
①ブラシの色(研削力)を確認
達成面粗度は、ピンク(A13)>赤色(A11)>白色(A21)>青色(A32)です。
材質や目標面粗度から、ブラシの色が適切かご確認ください。
②湿式加工しているか確認
乾式でも、湿式(油性、水溶性とも可)でも加工できますが、湿式加工の方が面粗度向上に効果があります。
③パス回数を増やす
同じサイクルタイム内で比べた場合、面粗度を向上させるには送り速度を下げるよりもパス回数を増やすことが効果的です。
推奨値を超える線材突出し量や切込み量で使用した場合、立壁にブラシが接触してしまう場合などに、ブラシが偏摩耗する場合があります。
偏摩耗したブラシは、ダイヤ電着砥石を用いて成形することが可能です。
保守部品として取り扱っております。
保守部品:S06M用レンチとして取り扱いがあります。型番:WRENCH06M
外筒の材質が異なり、樹脂製となっております。
金属製のスリーブと同等の強度があります。
当社のバリ取り・研磨ツールに対応したスピンドルを紹介することは可能です。
技術サポート(03-6893-0810)にお問合せください。
当社では専用機を製作しておりません。
バリ取り専用機を製作できるメーカを紹介することは可能です。
技術サポート(03-6893-0810)にお問合せください。
再研磨、再埋め込みは対応しておりません。
再研磨については、ダイヤ電着砥石を用いて成形することが可能です。
軽く水洗いの上、エアブローなどで付着した塵やクーラントを飛ばしてください。
ダイヤモンド電着砥石をおすすめしています。
指定はございませんが、ご紹介できる市販品があります。技術サポート(03-6893-0810)にお問合せください。