使用方法、用途などはXEBECブラシ 表面用と変わりませんが、部品構成と組立て方が異なります。
XEBECブラシ 表面用はブラシとスリーブで構成されていますが、XEBECブラシ 表面用 大径カップ型はブラシとスライドリングで構成されております。
スライドリングが、スリーブと同じブラシの拡がりを抑える役割を果たします。
砥粒は使っていません。
独自素材のセラミックファイバーが研磨材となります。
当社のブラシはセラミックファイバーを研磨材としており、ナイロンブラシやワイヤーブラシのように変形することがありません。
使用していてもストレート形状を保つため、NCでの制御が可能なブラシです。
当社のブラシは、線材構造のため、磨耗するとブラシの長さは短くなりますが、ブラシ先端の自生作用で常に新しい切れ刃が生み出されます。
理論的には線材の根元まで研削力は変わりませんが、毛丈が短くなると毛腰が強くなり、逆に研削力が上がります。
そのため、同じ加工条件でお使いいただけるのはブラシ全長の2/3を推奨しております。
短くなったブラシは、加工条件を調整して研削力を落とすことで、同様のバリ取りが可能です。
短くなったブラシを別の加工箇所や工作物に使用されているユーザ様もいらっしゃいます。
当社のブラシは砥粒を使用しておりませんので、砥粒が脱落して目詰まりすることはありません。
ブラシや被削材の切削粉により研削力が落ちる場合がありますので、洗浄をおすすめします。
バリの根元厚みが0.2mm以下の、爪で押して折れる程度のバリが本製品のターゲットとなります。
爪で押して折れる程度のバリです。
カッターマークの除去や、達成面粗度Ra0.1μm程度の研磨にも使用可能です。
HRC65以下の材質が対象で、アルミ、一般鉄から鋳鉄や高硬度材、SUSやインコネルなどの難削材にも対応しています。
使用可能です。ただ、材質によっては溶けてしまったり、変色してしまう場合があります。
工作物の変形が問題になる場合は、回転速度を推奨条件の1/10程度にすることで改善できる場合があります。
ブラシに使用しているバインダーが樹脂製のため、150℃以下の環境でご使用ください。
ツールを回転させることが出来ない場合、ブラシの研削力を十分に発揮できず、バリを取りきれないことが多いです。
PDFで提供しております。お問い合わせフォームからご依頼下さい。
※CADデータ、dxfデータのご提供はしておりません。
乾式でも、湿式(油性、水溶性とも可)でも加工出来ますので、切削加工で使用するクーラントをそのまま使用することができます。
なお、湿式加工の方が面が綺麗に仕上がり、ツール寿命が改善する傾向があります。
スライドリングのリングを単体で購入することは可能です。
当社のバリ取り・研磨ツールに対応したスピンドルを紹介することは可能です。
技術サポート(03-6893-0810)にお問合せください。
当社では専用機を製作しておりません。
バリ取り専用機を製作できるメーカを紹介することは可能です。
技術サポート(03-6893-0810)にお問合せください。
軽く水洗いの上、エアブローなどで付着した塵やクーラントを飛ばしてください。
ダイヤモンド電着砥石をおすすめしています。
指定はございませんが、ご紹介できる市販品があります。
技術サポート(03-6893-0810)にお問合せください。