株式会社ジーベックテクノロジーは8月4日、DMM.make AKIBAにて、
管理職の方をターゲットとした、バリ取りのクローズドイベントを開催しました。
イベントは、バリ取りの改善に取り組まれている方のために、
単純な展示やセミナーとは異なる、討論会やワークショップという形で、
新しい視点や改善のアイデアをご提供できるような内容を目指しました。
お客様より、バリ取りに困っているワークを事前に募集し、
そのワークに対して、バリ取りのスペシャリストが、バリ取り自動化の最適な方法をご提案しました。
パネリストは、アラキエンジニアリング 荒木様(ロボット)、㈱不二製作所 内海様(サンドブラスト)、
㈱スギノマシン 光江様(ウォータージェット)、㈱ジーベックテクノロジー 赤尾(工具)が登壇しました。
出席いただいた方に記入していただいたアンケートでは、公開討論会が最も満足度が高いという結果でした。
フレームワークを用いたワークショップにて、まずは参加いただいた方の、
バリに関する真因の究明にお時間をいただき、皆様で意見交換をしていただきました。
フレームワークの後、今日からできる第一歩として、
「ワークをよく見てみる」、「実際にバリを取ってみる」を体験していただきました。
大きいバリが出たSUSのワークを、手作業でバリを取ってもらったのですが、
皆様かなり苦労されており、平均時間で3分半程かかっておりました。
手作業でバリを取ってもらったあと、前加工でバリを抑制し、
バリを小さくしたワークを見て触って頂き、前加工でバリを抑制することの重要性を体感してもらいました。
手作業でのバリ取りのあと、ロボットを使った実演で、
バリ取りが数十秒で自動化できることを見学していただきました。
3分以上かかっていた手作業のバリ取りが、自動化によって数十秒で完了し、
かつ高品質に仕上げられることを確認していただき、自動化の重要性を感じてもらいました。
最近、ロボットでのバリ取りは、注目度が高いですが、
今回参加いただいた皆様も、ロボットでのバリ取りに非常に興味を持たれておりました。
今回のイベントに合わせて、バリ取りの日の公式記念グッズを製作しました。
一生懸命バリ取りに取り組まれている方に感謝したい!
でも感謝の気持ちを言葉で伝えるのは気恥ずかしい・・・
そんな方にために、感謝を形あるものとして、「今治タオルハンカチ」を用意させていただきました。
安心・安全・高品質なジャパンクオリティの代表製品として、ゆるぎない地位を確立している「今治タオル」。
今治とバリ、「ばり」という共通点が選定理由の一つではありますが、暑い中、一生懸命取り組まれている方に
使って頂きたいのは、高品質な「今治タオル」しかないと思い、記念品に選びました。